2014年8月18日月曜日

落ち着いてきたアメリカのモビリティ

アメリカの労働者の移動は、他の国と比べると顕著だった。
州をまたいでどんどん移動していた。
いまだにその水準は他国と比べると高いのだけど、それがやや低下してきているというデータが。
低下は1990年から始まっている。

この前インタビューで話を聞いた人は、結婚と女性の社会進出が関係あるのではという話しをしていた。最近では、同じ学歴の人同士が結婚することが多くなってきている。つまり、大学院を出た人は、それと同じような学歴の人と結婚しやすい。
そうすると、夫婦はお互いに自分のキャリアに対してかなりシリアスになる。
その結果、どちらかが他の地域でチャンスを見つけたとしても、なかなか動きづらい。

専業主婦(主夫)が多い場合には、移動はしやすいが、お互いのキャリアが大切になってくれば来るほど、なかなか移りづらい。そのキャリア形成が、地域や企業にSpecificなものになっていればいるほど、動きづらい。

確かにありそうだ。