2011年1月30日日曜日

ティナ・シーリグさんへのインタビュー

『20歳の時に知っておきたかったこと』の著者のティナ・シーリグさんへの年末のインタビューの記事がアップされています。

  • ゲームのルールを考えること
  • Not Giving Up
  • Noと言われるものを
いかにも、アメリカのビジネススクールの先生(実際は、工学部なのですが)という感じでした。ヨーロッパの先生とは違う(良い意味でも、悪い意味でも)。インタビューは、とても楽しく、僕が一橋の学部の授業でやった実験の結果は、彼女の次の本で紹介されるそうです。楽しみ。


2011年1月28日金曜日

企業研究所ワークショップ「企業研究における実証アプローチ」

中央大学の企業研究所ワークショップ「企業研究における実証アプローチ」 で発表してきました。
  • タイトルは、Pitfalls of open innovation: the technological trajectory in laser diodes in the United States and Japan。
  • 良いフィードバックももらえました。ありがとうございます。
  • それにしても多摩キャンパスは、モノレールが出来てからものすごく便利になった。



2011年1月17日月曜日

Book Reviewが掲載されました

Social Science Japan JournalにBook Reviewが掲載されました。
  • オンラインのアドバンス版です。紙媒体の出版は7月の予定。
  •  書評したのは、『イノヴェーションの創出』。
  • 書評を書くのは、本を真面目に読まないといけないので好きです。

2011年1月13日木曜日

The Invention of Enterprise: Entrepreneurship from Ancient Mesopotamia to Modern Times


The Invention of Enterprise: Entrepreneurship from Ancient Mesopotamia to Modern TimesがPrinceton University Pressから出版されています。
  • 17章の Entrepreneurship in Pre-World War II Japan: The Role and Logic of the Zaibatsuを米倉誠一郎先生と担当しています。
  •  第17章は、日本の財閥という組織がいかに重要なイノベーションであったのかを、その誕生と共に歴史的に分析しています。
  •  David S. LandesやJoel Mokyr、William J. Baumolといったそうそうたるメンバーと一緒にできたのは単純に嬉しかったですよ。特にMokyrはNorthwesternの時の先生だったから感慨も。
  • Joel Mokyrは尊敬する学者の一人です。

2011年1月12日水曜日

はじめての経営学





経営学の初学者向けの『一橋ビジネスレビュー』の別冊が出版されています。
経営戦略や、ファイナンス、リーダーシップなど経営学の重要なエリアをカバーしています。
僕は経営史を担当しています。

バングラデシュへ

バングラデシュへ行ってきました。
ダッカと、ダッカから船で4時間ぐらいのエクラスプールという村です。

歯磨きを教えてきましたよ。
一緒に行った学生たちが自分たちでできることから動き出そうとしているのが素晴らしい。
実際に体を動かしてから、大学へ戻るとインプットも効果的に。

2011年1月11日火曜日

Business Historyに論文が載りました

Business Historyに論文が載りました。
タイトルは、"Different Evolutionary Paths: Technological Development of Laser Diodes in the US and Japan, 1960-2000"です。
    • 日米の技術発展の違いを半導体レーザーをケースに歴史的に分析しています。
    • 労働市場の流動性、研究のネットワーク、企業の垂直統合の程度が日米の技術発展の経路に影響を与えたというのが主旨です。
    • 高い流動性や大きな研究のネットワーク、ベンチャーキャピタルによるリスクマネーが、常に大きな技術発展を導くわけではないというインプリケーションです。