オープン・イノベーションのコンソーシアムをやっていると、「実際にどのくらいのコストの節約になるのか」、「どのくらいのスピードアップにつながるのか」という質問がよくある。
コストの節約やスピードは測るのがとても難しいのですが、利用可能なデータで測ってみたというワーキングペーパーを書きました。
コストの節約やスピードは測るのがとても難しいのですが、利用可能なデータで測ってみたというワーキングペーパーを書きました。
- Shimizu, H. and Y. Hoshino (2015), "Collaboration and innovation speed: evidence from a prize data-set, 1955-2010," IIR Working Paper, WP#15-04.
大河内賞を使って分析をしてみると、19.9~32.2%のスピードの短縮が見られています。研究開発費の多くは人件費です。したがって、コストもおおよそ20~30%のカットとなります。
詳しくは、ワーキングペーパーをぜひ見てみて下さい。