2011年6月25日土曜日

Prometheusに論文が掲載されました

イノベーションの学術誌のPrometheusに論文が掲載されました。
タイトルは、Role of Doctoral Scientists in Corporate R&D in Laser Diode Research in Japan
大学院生の原君との共著です。
論文の背景
  •  日本には、2つの種類の博士号があります。大学院の博士課程を出て取得できる課程博士と論文を提出することで取得できる論文博士です。
  • 現在、国際スタンダードに合わせるために、課程博士へと一本化しようという流れがあります。
  • この論文は、日本の研究開発における博士号をもった研究者のパフォーマンスに関するもので、それぞれの博士には少し違った役割があるのではということからスタートしています。
結論
  • これら2つの博士の企業におけるパフォーマンスを分析しています。
  • 結論は、論文博士は外部のイノベーションを取り入れるのに重要な役割を担っている可能性を示唆しています。
  • 単純に国際スタンダードに合わせるために課程博士へと博士号を一本化してしまうと、日本企業にとっては重要な外部の知識を吸収するチャネルを1つなくしてしまう可能性があるという論文です。

2011年6月22日水曜日

まちかどゼミナール

一橋大学の学生たちが主催している「まちかどゼミナール」で授業をしてきました。
①イノベーションの基本的な特徴と②歴史の流れから見るイノベーションという2つの観点でした。
いろいろな意見も出て、ディスカッションも多く僕にとっても学びが多いゼミに。
インタラクティブなのはやっぱり良い!

一橋ビジネスレビュー

一橋ビジネスレビューが発売されています。
今回の特集は『知識経営の最前線』。
野中郁次郎大いに語るです。



僕は「特集にあたって」を担当しています。
『知識創造企業』から15年が経って、どのくらいナレッジ・マネジメントが変わってきているのかが分かります。
知識経営の最前線をぜひ!

2011年6月9日木曜日

雲外蒼天がアップされています

いつもお世話になっているIECの雲外蒼天のページがアップされています。
今回は、イノベーションが群生することについて。

2011年6月3日金曜日

広島へ

広島県立文書館へ行ってきました。
リサーチの資料を求めて。
初めてのいわゆる古文書。
読めるかかなり不安。つらそうだなー。


初めての広島。
ついでに、原爆ドームへ。